大家好!
ソンツンです。
本日はタイトルにあるように「等」の使い方ですが、意外と慣れないとなかなか使えないものになります。
もっとも皆さんも中国語を勉強して初期の段階で「等」を習うはずです。
例えば、
我等你。
wǒ děng nǐ
あなたを待ちます。
等一下。
děng yī xià
ちょっと待って。
こういう表現は少し中国語を勉強した方でもご存知かなと思います。
ですが、今日はまたこれとは違うもう一つの使い方を解説していきます。
では、さっそく例文を出します。
等他来了再说吧。(简)
等他來了再說吧。(繁)
děng tā lái le zài shuō ba
彼が来てからまた話しましょう。
こういう表現になりますが、「等」はなかったとしても実は問題ありません。
“他来了再说吧” → ⭕️
「等」がある場合とない場合、専門学的に見ると違いがあるのかもしれませんが、少なくとも私の経験上、一般的には意味に違いはありません。
しかし、中国語ネイティブの方々に過去に聞いてみたところ、「等」を使った方がより自然に聞こえるとのことでした。
こういう場合の「等」にも「待って」という意味があります。
上記の例のように「等」を使った場合は、日本語でいう「〜してから」「〜したとき」「〜になって」「〜に及んで」などといった表現になります。
以下にさらにいくつか例文を出しておきますので、また見比べてください。
等吃了饭,再出门吧。(简)
等吃了飯,再出門吧。(繁)
děng chī le fàn,zài chūmén ba
食事を終えてから、外出しましょう。
等他起床,我们就准备早餐。(简)
等他起床,我們就準備早餐。(繁)
děng tā qǐchuáng,wǒmen jiù zhǔnbèi zǎocān
彼が起きてから、朝食の準備しましょう。
等这件事办完再走吧。(简)
等這件事辦完再走吧。(繁)
děng zhè jiàn shì bàn wán zài zǒu ba
この用事が片付いてから行きましょう。
等有了钱再买这个名牌包包吧。(简)
等有了錢再買這個名牌包包吧。(繁)
děng yǒu le qián zài mǎi zhège míngpái bāobāo ba
お金ができた時にこのブランドのカバンを買いましょう。
どうでしょうか?
上記の例文では「等」が無くても意味はまったく同じです。
しかし、「等」があればよりネイティブに近い中国語となるでしょう。
また、例文で気づいた方もいらっしゃると思いますが、決して必ずというわけではないのですが、「再」「就」「才」が加わっているケースがほとんどです。
ですので、「等〜,再(就、才)〜」という構文で覚えていただいてもいいと思います。
では、本日はここまで。
次の18課でお会いしましょう。
今天学到这里,谢谢大家!