大家好!
ソンツンです。
さて、一番初めて書いたブログ記事やプロフィールでも書いているんですが、
私はかつて中国で留学をしました。
それは、2004年の3月のことです。
留学生活自体は計3年くらいあって、最後の締め括りとして福建省アモイにも行きました。
でも、よく聞かれるのが「なんでわざわざ奥地昆明へ留学したんですか?」なので、
それに対する回答を中心に記事にしていきたいと思います。
最初にお断りしておきますが、中国語留学について今回の記事だけでなくこれからいくつか書くつもりですが、あくまでも私の留学経験ということで。
授業料や手続等、恐らく今とは違っていると思いますので、そういう情報はまた別の方のブログを参考ください。
なお、私がどうして中国語留学へということに関しては過去記事にて。
あの時中国語を勉強しようと決めた - マカオ在住日本人が伝える中国語学習クリニック(ブログ)
その記事にも書いてますが、大学生の頃には中国留学を決めてました。
しかし、留学したのは資金調達等あり卒業して2年後のことです。
広大な中国、留学先もいっ〜ぱいありますが、
大都市のところは最初から候補地から外しました。
例えば北京、上海、大連、広州、青島、成都…
といいますのも、
そういう都会だと日本人も多く、語学勉強には向いてない環境と判断したためです。
ですので、台湾や香港も外しました。
もちろん都会であればそこに領事館あるし日本人も多いので何かあった時に助かるかもしれません。
ですが、語学の勉強はなるべく厳しい環境でやる方がいいという持論もあって、あまり日本人が多くない地方都市へ行くと決めました。
当時は今に比べてあまり中国語留学の情報が多くはなかったです。
ネットで検索してもイマイチでしたし、当時は学校によってはHPさえもなかったのです。
そこで「成功する留学」っていう本を買いました。
恐らく当時はこの本が一番情報量があったと思います。
大都市から地方都市、はたまたチベットとかの留学の情報までありましたので。
そこには留学先の大学名、住所、中にはHPやらどの国籍の人がその学校に留学に来ているかの情報もありました。
そこでいろんな大学の海外中心という留学センター宛に資料請求の手紙を出しました。
確か12校ほど出した記憶があります。
その中で返信が来たのはたった2校だけ。
一つは大学名は忘れましたが、河北省洛陽にある大学。
もう一つが私が行くことになった、雲南省昆明にある「華僑学生補習学校」です。
それ以降も他の学校に資料請求を出した記憶がありますが、結局返信はありませんでした。
ですので、洛陽か昆明かという妙な2択でということになったんです。
過去記事にも出てきた先輩と相談したんですが、
昆明の華僑学校を選んだ理由としましては、
①授業料が多分中国留学で一番安かった
②データによると日本人も非常に少ない
④昆明空港→学校までの出迎え送迎があった
⑤昆明は「四季如春」と呼ばれ、1年通して春の気候と書いていた
などが挙げられます。
①の授業料ですが、1学期で3000人民元だったはずです。
当時のレートで約5万円。
中国語留学って英語留学に比べて格段に安く、雲南省というのは特に物価も安かったんですが、華僑学校は他の大学と比べても飛び抜けて安い授業料でした。
②学生はほぼ東南アジアの華僑達で、日本人は私含めて全体で5人でした。
③と④ですが、これも大事な理由です。
全く中国語を喋れない状態で行くので、もし現地で乗り継ぎになると非常にしんどいということ。
それと空港まで迎えに来てくれるのはあんまりないシステムだからということで、そういうのが非常に助かりました。
⑤に関しては、ちょっと間違えてます。
一年間春のようだと謳っておきながら、しっかり冬もありました。
雪も降ったことありましたし。
あんまり大した暖房器具もないのでめちゃくちゃ寒かったと記憶しています。
まぁそういうことで最終的に2004年3月から昆明での中国語留学が始まるわけですが、
次回以降の記事では中国語が全くできなかった私がどうやって勉強していったのか、そういったことも書いていきたいと思います。
それでは、今日はここまで!