大家好!
マカオのソンツンです。
今回はニュースで読んだ記事を基に解説していきますが、
新型コロナウィルスによって引き起こされたと言いましょうか、
恐らくウィルスがなければこういうことは発生しなかったのではないかと個人的に思います。
ついつい魔が差すとはこういうことなのかもしれませんね。
下に簡体字でも紹介させていただきます。
- 一枚目の写真
因封关老板鞭长莫及 食店外雇吞二十二万公款法办
【澳门日报消息】食店外雇趁疫情”封关”,店东早前无法来澳查账,乘工作之便挪用公款,1月至3
- 2枚目の写真
月期间将22.2万澳门元中饱私囊。店主本月27日亲自入境查账时揭发事件,最终向司警报案,并将疑犯拘捕。
涉案人姓陈,男性,49岁,内地居民,持蓝卡,报称食店店员。
案中事主为一名内地留学生,于祐汉开设食店,自2017年起雇用陈某,翌年更要求陈某兼任收银工作,并着疑犯每日透过微讯提供收入明细,定期到银行转账。
直至今年1月,事主因防疫措施未能入境,陈某乘机‘’做手脚‘’,由于迟迟未收到银行的入账通知,事主
- 3枚目の写真
要求食店另一股东协助查账,经核算后发现1至3月期间22.2万元公款不翼而飞,遂告知事主。
事主5月27日来澳与陈某对质,期间疑人承认挪用公款,事主最终决定向司警报案,司警本月29日到食店将疑犯截获。调查时陈某拒绝合作,警方以相当巨额的信任滥用罪对其落案起诉,移交检察院跟进。
いかがでしょうか。
で、要約しますと、
「マカオである中国大陸から来た留学生が飲食店を開き、店員を雇うほどまでになったが、今回のコロナウィルスによる影響でマカオに戻ってくることができなくなり、お金の管理は雇っていた店員に依頼することになった。
しかし、いつまでたっても口座への入金が確認できず、お店の株主さんに調査を依頼したところ、公金の22.2万パタカ(約300万円)が消えていることが分かった。
5月27日にようやくマカオに戻ってきた留学生が店員の陳という男に確認したところ、その公金が乱用されていたことが分かり、通報することになった」
といったこんなニュースです。
新型コロナで身体的に感染しただけではなく、精神状態まで影響を及ぼしてしまっているのではないでしょうか。
恐らく、この飲食店のボスの留学生と店員の陳という男は元々非常に良い関係であったはず。
ですので、お金のやり取りも任せていたのでしょう。
しかし、大金を目にしてしまった陳はついつい魔が差して資金に手を出してしまった。。。
そんなところではないでしょうか。
では、今回はここまでになりますが、
以下に記事の中に出てきたワードをいくつか解説しておきます。
そちらもどうぞご参考ください。
それでは!
「1枚目の写真」
- 鞭长莫及→ 離れすぎていて統治力が及ばない
- 吞二十二万公款→ 22万の公金をピンハネする
- 封关→ イミグレーションを封鎖する
「2枚目の写真」
- 中饱私囊→ 横領して私腹を肥やす
- 揭发→ 摘発する
- 蓝卡→ 通称「ブルーカード」、マカオ内のいわゆる労働ビザの意。
- 乘机→ その機に乗じて
- 做手脚→ 隠れていんちきをする
「3枚目の写真」
- 不翼而飞→ いつのまにかなくなる
- 对质→ 対質尋問を行う
- 截获→ 捕獲する
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