大家好!
マカオのソンツンです。
本日は7回目の中国語スラング回、紹介するのは3つです。
目次
「白目」báimù
A: 那客人真是很白目!(简)
那客人真是很白目!(繁)
nà kèrén zhēn shì hěn báimù
あの客は本当にKYだよ!
B: 你才是白目啊!(简)
你才是白目啊!(繁)
nǐ cái shì báimù a
いや、お前こそKYだろ!
「白目」とは元々は台湾から来たスラングです。
目が無いというのが本来の意味なんですが、
そこから転じて『KY』『空気が読めない』となります。
他に、「小白」xiǎobái とも言います。
ちなみに日本語の「白い目で見る」という表現がありますが、中国語では「白眼」báiyǎn と言います。
白眼看人 báiyǎn kàn rén 白い目で見る
遭人白眼 zāo rén báiyǎn 白い目で見られる
「鸡蛋里挑骨头」jīdàn lǐ tiāo gǔtóu
你这个人怎么老是在鸡蛋里挑骨头?和你交朋友真不容易呢。(简)
你這個人怎麼老是在雞蛋裡挑骨頭?和你交朋友真不容易呢。(繁)
nǐ zhège rén zěnme lǎoshi zài jīdàn lǐ tiāo gǔtóu?hé nǐ jiāo péngyǒu zhēn bù róngyì ne
あなたって人はどうしてそういつも粗探しばっかりするの?友達にはなれないよ。
直訳すると、卵の中から骨を探すということで、つまり意味のない余計なことをするということから、『粗探しをする』『ケチをつける』といった意味になります。
日本語の『重箱の隅をつつく』と同じですね。
標準語であれば、
挑剔 tiāotī
找毛病 zhǎo máobìng
といったものになります。
「书到用时方恨少」shū dào yòng shí fāng hèn shǎo
これを見た目だけでは意味がわかりにくいかと思いますが、
『本で得た知識をいざ使おうとしたら、自分にはまだまだ知識が足りなくて後悔した』となります。
これを使う場面は例えば、
- 学校の試験で、勉強してきたつもりなのに全然解けなくてもっと勉強すればよかったと後悔する時
- 学校を卒業して就職できたものの、うまく仕事が出来なくてまだまだ学校で学ぶべきものがあったと感じてしまう場面
などといった時に使うものになります。
いかがでしたでしょうか。
今回のスラング回は以上となります。
いつもやっている文法解説の記事は今せっせと仕上げている最中です。
ちょいと時間がかかってしまいまして…
では、次回のスラング回もどこかのタイミングで投稿させていただきます。
谢谢!